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保険の勉強24_お宝保険は解約しない

過去に販売された・・・利率が高く、貯蓄性にも優れた保険を「お宝保険」と呼びます。
予定利率の高いお宝保険は保険料が低く、一方で受け取る保険金や満期給付金・解約返戻金が高い傾向にあります。


予定利率は金融庁が定める標準利率を指標にしています。
昨今の低金利の影響で2017年6月以降の標準金利は0.25%となり史上最低の水準にあります。
この標準利率に合わせて、生命保険各社は貯蓄性商品の販売停止や予定利率の引き下げなどを行っています。


過去、1993年以前のバブル期などに販売された保険は予定利率が4%や5%といったこともありました。
また1993以降2000年頃までは予定利率が2~3%台が普通でした。
その頃までに契約された貯蓄性保険であれば、「お宝保険」と呼ぶことができます。


予定利率が何%ならお宝保険と呼べるかは人それぞれです。
現在の低金利の状況を考えれば、2%台であっても十分にお宝保険といえるのではないでしょうか。
予定利率が2%台だったのは、2001年4月1日以前に契約された保険です。
この保険を契約している場合は見直しの検討は十分慎重に行ってください。


“年に一度はお金の整理”

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コメント 2件

  • WGOです。
    お宝保険が全てバラ色ではないことも知っておいて欲しいと思いました。
    WGOは1991年に個人年金保険に加入いたしました。
    はっきりとは覚えていないのですが、5.5%だったと思います。
    確かに現在の金利水準からするととんでもない数値なのかもしれませんが、
    生命保険会社の運用が想定通りではないようで、期待していた配当金はないようです。
    事実、生命保険会社から毎年贈られてくる報告書で配当金が記載されているのですが、軒並み0円でした。過去の配当金累計も30年近くなるのに2,000円位です。
    契約時にもらった資料では、満期時(後6年後)の予想配当金合計額は3,000,000円ですので、将来受領できるであろうと考えていた金額には3百万円近く減りそうです。
    騙された と言いたい気持ちもありますが・・・
    WGOでした。

  • WGOさん、コメントありがとうございます!
    金利低下から当初の配当金は減少して、契約時にもらった資料通りの年金は期待できなくなってしまったのですね。
    配当金について「将来の支払いを約束するものではない」とはいえ、バラ色ではないですねぇ。