保険の勉強17_医療保障

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健康保険適用になる診療代は、原則3割の自己負担で治療が受けられます。
薬代、手術代も健康診療に入ります。
高額療養費制度で、1ヶ月の医療費の自己負担額は、約9万円に収まります。


この制度の対象は、健康保険の適用になる費用に限られています。
治療内容によっては、健康保険が使えないものがあります。
その場合の治療費は全額自己負担になります。


自己負担になるのは、健康保険が適用外の「自由診療」の部分。
中でも高額なのが先進医療と呼ばれる治療。
がん治療の一部やインプラント義歯、心臓の移植手術、遺伝子診療、乳がんの乳房温存療法の一種がこれにあたります。
他に食事代、差額ベッド代なども全額が自己負担です。


差額ベッド代と聞くと、「差額を払って入院するのは、高級感のある病室なのでだろう。自分には必要ないかも」と思うかもしれません。
実際には1病室4人以下の部屋なら差額ベッド代が必要となるケースがあります。
入院患者の約半数が差額ベッド代を負担する部屋に入院しているというデータもあります。


がんなどの治療で利用する人が目立つ先進医療ですが、治療法によっては1回で数百万以上の高額な費用がかかる場合があります。
「がんになっても特別な治療はしない」と心に決めている場合には不必要かもしれません。
反対に「もしものときにお金によって治療できる、できないが制約されるのは嫌だ。
できる限りの手を尽くしたい」ということなら、医療保険やがん保険に「先進医療特約」をつけて備えておくのも一つの方法です。


「先進医療特約」は通算2,000万円程度の保障で、保険料は1ヶ月90~400円程度です。
いざという時に数千万円保障されることを思うとずいぶんと保険料が安く感じるかもしれません。
これはそれだけ先進医療にお世話になる確率が低いということでもあります。


保険の意義は、「何かあったときに少しお金をもらうことができる」ことではありません。
「自分では支払えない事態になったときにお金の工面ができる」ことにあります。
そういった意味で、本来の保険の存在意義を活かせる、魅力的な特約のひとつといえます。


“年に一度はお金の整理”

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コメント 4件

  • 岡田さん

    先進医療特約は賛否が別れる特約ですが、僕は圧倒的賛成派で、
    家族3人、全員入っています︎︎︎︎☺︎

    月数百円で
    陽子線、重粒子線治療
    (いずれもガンの治療)

    の選択肢を持っておけることが最大のミソだと思ってます。

  • ありがとうございます。
    常にアンテナを張って勉強している育休君(みっちゃんパパ)さんを尊敬します!

  • 某メガバンクの保険担当の方も、先進医療だけのためにがん保険に入っていると言ってました!

  • ありがとうございます。
    いろいろな人の価値観がわかりますね!

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