保険の勉強06_保険料算出の仕組み
保険に加入するときに、払うお金が「保険料」です。
もしもの時に受取るお金が「保険金」「給付金」です。
保険商品は、私たちが支払う保険料と保険会社が
将来支払う保険金が等しくなるように設計されている
のを知ってましたか?
保険会社は、集めた保険料の一部を、保険金を支払う
までの間、株式や債券で運用しています。
運用してうまくいけば、集める保険料が少なくても、
運用益で収支のバランスを保つことができます。
運用が期待できないと、多めに保険料を集める必要があります。
運用成績は、後にならないとわかりません。
保険会社は、運用によって将来得られる収益を予想し、
予想前提に、保険料を割り引いて決定しています。
この割引のことを「予定利率」といいます。
予定利率は、好景気なら、高設定され、保険料が安く、
不景気なら、予定利率が低く、保険料は高くなります。
定めた予定利率は、保険期間満了まで適用されます。
安全性、確実性を見込んで決められています。
例)
40才男性の保険料算出方法
40才男性死亡率0.2% ※厚生労働省算出
保険期間1年、
販売予定数1,000人、
死亡保険2,000万円の保険料を算出する場合
1,000人×0.2%=2人(2,000万円×2)
→ 1,000人に対して4,000万円必要
4,000万円÷1,000人=4万円/年
→ 一人当たり年間4万円の保険料となる
“年に一度はお金の整理”
コメント 2件
山本 みきさん
・・・
社会人になってすぐ、母が長く加入していた生命保険会社が
破綻したことを思い出しました。
受け皿の会社に以降した結果、保険金は
当初の10分の1も満たない金額を設定されたんです。
予定は予定。
偏りすぐは、避けるべきですね。
2
岡田秀幸さん
・・・
山本さん、そうなのですねぇ。
年に一度は、内容の確認や担当者と面談することをおすすめします。
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