理事長日記2_就任のきっかけ(後編)

こんにちは!宮島です。
さっそくですが、前回の続きです。

前日に必ず出るよう念押しされた、定期総会。
区民館の貸会議室まで行ってきました。

実際に出てみると、前任の理事長さんも比較的若く(といっても50代くらい?)、他の組合員からの意見にたじたじな様子が印象的でした。
その時の定期総会の議題としては、通常の報告(収支や予算)以外に、ずっと保留となっている「ガス給湯器の設置許可」についてが一番のヒートアップ。
結局、当時の総会でも決まらず、次回に持ち越されることとなりました。
つまり…??

総会後、次回の理事候補(輪番の人たち)が集まって、簡単な引継ぎなどをしました。
その時、ずっと声かけしてくれていたお隣さんが一言、
「実は私、最近入院したりして、体調が良くなくて…ちょっと理事は難しいのよね」

え??
いや、仕方ないですけど…
(心の声)

ありがたいことに、うちのマンションはいい人が多いので、そこで無理強いする人はなし。
輪番なので、当日は参加されていなかった次の輪番の所有者に、管理会社の人が声掛けしてくれることとなりました。

理事長は、規約上理事会での選任となるので、そこでは本決まりではなかったんですが、暗黙の了解で「1番若い人」がなる雰囲気が。
その場では、正式な引継ぎも含めて、初回の理事会の日程を決めました。

そして、初の理事会。
人数も少ないので、管理人室で集まって行いました。
まずは各役割の分担から。

管理会社の担当「ではまず、理事長は…」
全員「・・・」

まあ、そうなりますよねー。
ここが決まらないと先に進まないので、諦めて自ら「よかったら、やりますよ」と言いました。
他の理事、安堵の声。
そこからは、さくさくと副理事長、監事、平理事が決まりました。

「今回の2年間は大規模修繕等の大きな議題はないので、そんなに大変ではないと思いますよー」と管理会社の担当。

どうか、平穏に任期を終えられますように…。

コメント 8件

  • 組合の人間模様が見えて興味津々です(笑)

  • 岡田さん

    個人情報に抵触しない程度に、リアリティー重視でつづっていく予定です(笑)

  • マイホームの総会は自分にふりかかってくる事が多いので
    議題によっては意見が割れそう。。。
    まずは「ガス給湯器の設置許可」の件ですね。

  • 山本さん、そうなんですよねー。
    今回書いた電気温水器→ガス給湯器の件と耐震改修については、ずいぶん前から議論が続いているようです。
    古いマンションなのもあり、新参者や業者に対しての警戒が強いイメージですね。

  • わたしも理事(会計係)をやらせていただいてます。
    ウチのマンションは賃貸が多く所有者が少ないので輪番制ではなく長く理事をされてる方が多いです。
    皆さん何度か大規模修繕も経験されているので管理会社の話を鵜呑みにせずに他でも相見積もりを取ったりと熱心です。

  • かめきちさん、コメントありがとうございます!
    会計係をされているんですね!
    私はお金がらみの細かいことが苦手なので、やってもらえてありがたやーと、いつも感謝しています。
    (実際に、私のチェックの後に指摘されることが何度かあり…気をつけねばです汗)
    理事は実務的にも居住の組合員がやったほうがいいでしょうし、相対的に少ないとずっと続投パターンも多くなりそうですね。
    >管理会社の話を鵜呑みにせず
    確かに!そうですよねー。うーん、耳が痛いです。
    大規模修繕まではいってませんが、工事の承認や相見積のチェックが甘いかもと思っていたので、気を付けたいと思います。

  • WGOです。
    給湯器があるマンションですか?
    ひょっとすると温水の使用料に応じて課金される(管理費で精算?)ものですかね?
    昭和のころにはこれが普通の時代だったような気がします。
    年がばれますね。
    WGOも昭和63年に新築で購入した投資用マンション(収支が悪く売却済みです。)で給湯器の交換が理事会が提案しても総会で否決されること数年、結局故障してお湯が出なくなり緊急工事(事後承認)となった経験があります。
    ワンルームマンションのオーナーには小修理でも、びた一文出したくない人も一定数いるようで、修繕案件が出ても否決されることがままありますね。
    先日もメリット工事であるにもかかわらず照明のLED化が否決されてしまいました。
    議事録を見て管理会社に再度プッシュしましたが、今年の総会での多数派工作はうまくいくのかな? ちょっと期待・ちょっと不安です。
    WGOでした。

  • WGOさん、コメントありがとうございます!
    うちのマンションの場合、セントラル給湯ではなく、戸別で電気給湯器を設置するタイプのマンションです。
    とはいえ、オール電気ではなく、コンロはガスを使用しています。
    (今は都市ガスですが、かつてはプロパンだったような話を聞いた気が…)
    セントラル給湯は、リズムの管理物件でもいくつかあって、基本料・使用料形式とプリペイドでお湯を買う形式とあります。
    故障での緊急工事、対応が大変だし、結局高くつくので避けたいところでしたねー。

    昭和63年に新築で投資マンションを購入されたんですね!
    30年以上のベテラン…素晴らしいです!!
    実需と仮需ではまたオーナーの意識も違ったりしますが、投資物件のオーナーの場合は、なるべく支出を抑えたがる人が比較的多いイメージがあります。

    照明のLED化も否決となってしまったんですね。
    インスペクションの一環で修繕履歴等を確認することが多いんですが、最近は共用部分の照明LED化工事、増えている感じがあります。
    議案に上げ続けていると、そのうち可決されることもありますので、管理会社にプッシュしつつ様子をみていくところですかね。
    今年の総会、ドキドキですね!
    また教えてください!